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我が家の猫騒動
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2012.03.30 Friday |
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カッパドキアは、と言うかトルコは
野良犬、野良猫天国なんですな。
そこいら中に野良犬は野良猫がうろついてます。
犬が苦手な人にはちと辛いかもしれないけど
慣れれば慣れます。
犬の方も慣れたもんで、めったなことでは人間に危害を加える様な真似はしません。
で、ねこねこ。
猫も多いです。
で、ほとんどの人がイスラムなこの国で
なんか習慣的にお腹空いてるものには食事を恵まねばっと言う気持ちが強いので
猫でも何でも、お腹が空いてそうなものには、
余ったご飯なんかを積極的にあげるので
巷の野良どもも、まあ、飢えずに生きていける訳です。
我が家も、まあ普通に
ご飯が余ったら、空き地の、野良どもの餌場と思われる場所に捨てにいく生活でごさいました。
出来れば、庭やテラスには野良どもに入って欲しくはないので
寒くても暗くても、残飯を餌場(と思われる場所)まで運んでいっておりました。
ところが、
この冬、
寒くなり始めのころ、
餌場にも行かず、
我が家の玄関先に一匹の猫が
見たところ、まだ成猫しきってない
人間で言うと中学生くらいに見える猫がやって来て
一日中「お腹が空いたぁ~」と鳴いている。
ほら、おいで、と
餌を見せながら餌場まで誘導しようとしても
テコでも動かず
「ここん家の猫にしてくれぇ~ここでご飯が食べた~い!」と鳴く。
こっちも心を鬼にして
家の敷地の中では餌をやらない!と
頑張ってみたんだけど
どうしても餌場に行かない。
しまいには
我が家のテラス掃除用のバケツに入って
頭だけ出して
「ここん家のイエネコにしてくれぇ~お腹も空いたぁ」と言う。
我が家はアンネも旦那も大の猫嫌い。
残飯を恵むのはやぶさかじゃあないが
イエネコなんて、とんでもない!と言う感じ。
困った。
内緒で餌をやってみる。
相当お腹は空いてると思ったんだけど
人間が近づいてくれたのが嬉しかったのか
頭を私の足にこすり付けてきて
「頭を撫ぜてくれぇ~」と言う。
仕方なしに頭や喉もとを撫ぜるとゴロゴロと嬉しそう。
餌よりも人間に撫ぜて欲しかっただけみたい。
しばらく、遊んで納得してからやっとご飯を食べ始めた。
あら、かわいいこと。
そんで、結局その猫は
我が家の玄関先に置きっぱなしになってた掃除用バケツをネグラとしてしまいました。
あっちこっち勝手にうろついてきては、
暗くなるとやってきて「ご飯は?」と聞く。
どうやら、私の居ない昼間もアンネに、ここん家のねこ顔して
「ご飯くれぇ」と纏わり付いているらしい。
アンネも猫嫌いなはずなのに
「お腹空いた」と言われると、食べさせずにおれない性分なので
ついつい禁を破って、テラスで餌をやっている。なーんだ。
段々、猫もすっかり自分家気分で
毎日パンばっかじゃあ嫌だな、肉が食べたい、と言う。
また、パンかぁ、じゃあ、食べない!とか言う。
アンネも、すっかりイエネコみる気分で
「今日は全然食べないのよ。病気かしら?」とか言って
猫のためにマカロニ茹でてみたり、冷凍肉解凍しちゃってるし…。(笑)
「冬は野良どもは餌がみつけにくいのよ。お腹空かせて可哀想じゃない」とな。
旦那も仕事を終えて帰ってくる時、
奥さんよりも愛想の良い、甘え上手な猫が
足元に纏わりついて「お帰りぃ♪待ってたのぉ♪撫ぜてなぜてぇ」とか言ってくるのが
まんざらじゃなかったみたいで
猫嫌いなはずの旦那が帰宅時にひとしきり猫と遊んでから家に入ってくる、みたいな。
息子は言うまでもなく猫にめろめろ。
なんだなんだぁ?
息子を学校まで送る道中、前に後ろについて来る。
車道を渡る時に「待て」と言うと止まる。
「来い」と言うとちゃんと来る。
なんか犬みたい。この猫。
ある日、アンネが生の川魚を上げた由。
「だって肉以外食べないんだもの」と。
その翌日から
猫がまったく餌を食べなくなった。
喉からゼロゼロゴロゴロと音がする。
ババが「きっと魚の骨が喉にひっかかってるんだな」と言う。
アンネは自分が魚をあげたせいで猫が死んだらどうしよう?とおろおろ。
二日目もまだ食べない。
しまいに力が入らなくなったのか、いつものバケツん中でぐったりしてる。
アンネが猫好きな、猫に詳しいご近所さんを呼んできて見てもらったら
「これは獣医に診せないと素人判断できないな」と言う。
おりしも旦那は連日仕事で忙しい。
猫の(それも一応野良の)ために仕事を休める訳もなし。
三日目、まだ何も食べれず。
目やにも出て、目からしじゅう涙が流れてる。
やばい。
ほんとに死んじゃうかも。
思い切って仕事中の旦那に電話。
「これ獣医さんに診せないとやばいみたい」
夜8時、旦那帰宅。
すぐダンボールに猫を入れて仕度しろ、と言う。
仕事中に知り合いの知り合いの獣医さんに連絡して貰って
夜に診療所を開けてもらうことになったとか。
「よっしゃあ」
すぐに空き箱に猫入れてしっかり蓋をして
家族揃って獣医さんまで猫を運ぶ。
車なんて初めて乗る猫は箱ん中でパニックを起こしてる。
なだめるために皆が猫に話しかける。
息子は「けでぃじ~く(猫ちゃん)」と呼ぶ
旦那は「みのっしゅ(ちびすけ)」と呼び、私は「たまこぉ、大丈夫よぉ」
皆、勝手に命名してたのね。
獣医さんに着いて診て貰うと
魚の骨は関係なく
喉が腫れてたみたい、所謂扁桃腺炎?
注射2本。
二日ほどはまだ普通に食べれないからね。
スープとかヨーグルトとか、そう言うものを食べさせてね。
大丈夫2,3日で良くなるから、と。
ああ、良かった
獣医さんは保険もきかないので注射2本で結構な料金をとられましたが
まあ、夜に特別に診療所あけて貰ってますしね、旦那としては
チップ程度も上乗せしてお支払いした模様。一応野良猫なんですけどね。
家に帰るとアンネも玄関で今か今かと帰りを待っていた。
魚の骨は関係なくて、風邪をこじらせてただけで、
すぐに良くなる、と聞いて心底安心した様子。
自分のせいで猫が死んだら、と思うと、ここ二日生きた心地がしてなかったものね。
さっそく、猫用スープを作ってるし。
「もう、あたしゃあ猫が大っ嫌いなんだからね。なんで猫のご飯の心配までしなきゃならないのよ」と
日々ご立腹ですが、毎日ちゃんと餌をやってくれてるみたい。
「春になったら、どっか遠くまで捨ててきて頂戴よ」と毎日言ってます。
いなくなったらいなくなったで寂しいと思うかな、私も。
これが、問題のみのっしゅちゃんです。↓

冬前には子供ぽかったみのしゅも最近はすっかり大人っぽくなりました。




































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